アウトサイダー・マインドは
世間のルールに縛られない
常識にとらわれない自由な心のことです。
アウトサイダー・マインドを持つ人は
世間に対して違和感を感じていることが多いはずです。
なぜならこのマインドはとても繊細で、感受性が高く,
自分が感じた違和感を見過ごさないからです。
なのでアウトサイダー・マインドを持つ人は
軽やかでしなやかですが、その違和感を
持ち続けるタフさも持ちあわせています。
自分の感性を大事にしてそこから語ろうとする。
「こう思ってなきゃいけない」と社会に
操作されていることを感じとっているのです。
だからこの世間を生きるには、少しつらい。
「それって自己嫌悪の投影じゃないんですか?」
それもあるかもしれません。
でもそうした投影があったにしても、それだけではない。
縛る側の論理というものが実際にあって、それを肌で感じているのです。
アウトサイダー・マインドを持つ人は
社会の主流にはなりません。
エスタブリッシュされることを嫌うからです。
エスタブリッシュされる不自由さを知っているからです。
主流にいることを良しとしないけれど、
「主流はなんなのか?」を知っています。
つねに全体像を眺めようとしています。
この世界で自由でいるために。
アウトサイダー・マインドを持つ人は
「世界の内に在りながら世界に属さない」
というスーフィーのことばが感覚的にわかる人。
そんなアウトサイダー・マインドを持つ人に捧げたい詩があります。
『孤独な鳥の条件』
孤独な鳥は最も高いところを飛ぶ
孤独な鳥は同伴者にわずらわされない
孤独な鳥はくちばしを空に向ける
孤独な鳥ははっきりした色をもたない
孤独な鳥は非常にやさしく歌う
(ヤキインディアンの呪術師
カルロス・カスタネダについて書かれた本より)
最後に。
アウトサイダー・マインドを持つ人は
新しい常識を考えることができます。
そして自分の常識を生きていきます。
社会の主流にはけっしてなりませんが、
世界のカウンターバランスとしての
大事な役割をになっているのです。
世界には、あなたという存在が必要なのです。
アウェアネスアート®研究所の基本スタンスは
「アウトサイダー・マインド」です。
アウェアネスアート®研究所 主宰 新海正彦
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